オリーブオイルを飲むには?適量や飲むときのチェックポイントを紹介

オリーブオイルをスプーンですくう様子 健康

美容や健康のために「オリーブオイルを飲む」習慣が注目されていますが、初めて取り組む方は「どのくらいの量を飲めばいいのか」「どのようなオリーブオイルを選べばいいのか」など、取り組み方に戸惑われるかもしれません。

実は、オリーブオイルは飲み方や選び方を間違えると、期待する効果が得られないこともあります。

この記事では、オリーブオイルを飲む際の適量や最適なタイミング、品質の見分け方など、飲み方のポイントを詳しくご紹介します。毎日の習慣として取り入れたい方は、ぜひ参考にしてください。

オリーブオイルは飲むこともできる

オリーブの実とオイル

オリーブオイルを飲むという習慣は、実は健康維持を意識する方々の間で広がりつつあります。しかし、どのような特徴を持つオイルなのか、どのような栄養素が含まれているのかを正しく理解している方は意外と少ないかもしれません。

飲用として取り入れる前に、まずはオリーブオイルそのものの性質や栄養面での魅力について知っておくことが大切です。ここでは、オリーブオイルの基本的な特徴と、体に役立つ栄養素について解説します。

オリーブオイルの特徴

オリーブオイルとは、オリーブの果実を圧搾して得られる植物油です。原料が果実そのものである点が大きな特徴で、種子から抽出される一般的な植物油とは製法が根本的に異なります。

特に化学処理を行わず低温で圧搾したエキストラヴァージンオリーブオイルは、オリーブ本来の風味や栄養成分がそのまま残っているため、香りと味わいに深みがある仕上がりです。

産地や品種、収穫時期によって風味は大きく変化し、青々しいハーブのような香りを持つものもあれば、熟した果実のようなまろやかな味わいのものもあります。

また、オリーブオイルに含まれるポリフェノールは独特のピリッとした辛みや苦みを生み出しますが、これこそが新鮮で高品質な証です。

オリーブオイルの栄養素

オリーブオイルは、主に脂質で構成されており、100gあたり約894kcalのエネルギーを持ちます。大さじ1杯(約14g)は約125kcal、小さじ1杯(約4.6g)は約41kcalで、他の植物油と同じくらいのカロリーです。

オリーブオイルに含まれている脂肪酸の中心となるのが、オレイン酸という一価不飽和脂肪酸で、血中コレステロール値の調整に役立つとされています。さらに、必須脂肪酸であるリノール酸も含まれ、体内で合成できないため食事から摂取する必要があります。

ビタミン類では、脂質の酸化を防ぐビタミンEや、体内でビタミンAに変わるβ-カロテンが含まれています。これらは視力や皮膚の健康維持を支える働きを持ちます。加えて、ポリフェノールという抗酸化成分も豊富で、活性酸素による細胞の老化を抑える効果が期待されています。

これらの栄養素は、オリーブオイルを飲む際に体内へ直接届くため、日常的な健康維持に役立てられます。

オリーブオイルを飲むときの適量は?

クエスチョンマークのオブジェ

オリーブオイルを飲む習慣を始めたいと考えたとき、最初に気になるのが「どれくらいの量を、いつ飲めばよいのか」という点ではないでしょうか。体に良いとされる成分も、摂りすぎればかえって負担になる可能性があります。

ここでは、1日あたりの目安量と、日常生活に取り入れやすい飲み方について順に解説します。

大さじ1杯程度が目安

健康を意識してオリーブオイルを飲む場合、1日あたり大さじ1杯(約14g)程度が目安です。

オリーブオイルは良質な脂質とはいえ、大さじ1杯で約125kcalのエネルギーを含むため、過剰摂取によるカロリーオーバーに気を付けることが大切です。

飲み始めの段階では、いきなりスプーンで飲むことに抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう。 そのような場合は、サラダやヨーグルトにかけたり温かいスープに垂らしたりと、食事の一部として取り入れる方法もあります。大切なのは適量を習慣化することです。

継続しやすいタイミングで飲む

オリーブオイルを飲む習慣を根づかせるには、ご自身の生活リズムに合わせたタイミングで取り入れることが大切です。

朝食前に摂取すれば腸の働きが活発化する時間帯と重なるため理想的ですが、一方で、朝はバタバタして時間が取れない方もいらっしゃるでしょう。そのような場合は夕食の支度中にサラダへかける、就寝前にスプーン1杯を飲むなど、無理のない時間帯を見つけると摂取しやすくなります。

特別な決まりはありませんので、ご自身が続けやすいと感じる瞬間を見つけて、日々の暮らしに自然に組み込んでいきましょう。

飲むのに適したオリーブオイルの種類はどれ?

AとBを比較する女性

オリーブオイルを飲む習慣を始めるにあたって、どの種類を選べばよいのか迷う方は少なくありません。店頭にはさまざまな名称の製品が並んでおり、それぞれ製法や風味、栄養価に違いがあります。

飲用に適した種類を見極めるには、まず主な種類とその特徴を理解しておくことが大切です。ここでは代表的な2つのタイプについて、それぞれの性質と飲みやすさの違いを解説します。

エキストラヴァージンオリーブオイル

飲用に適したオリーブオイルとして、まず挙げられるのがエキストラヴァージンオリーブオイルです。これはオリーブの実をそのまま搾った一番搾りのオイルで、化学的な処理を一切行わず抽出されています。

最大の特徴は、オリーブ本来の風味や香りが豊かに残っている点です。フルーティーな香りやピリッとした辛味を持つものが多く、そのまま飲む場合でも口当たりが良く、飲みやすさを感じられます。

栄養価の面でも優れており、ポリフェノールやビタミンEといった抗酸化成分が含まれています。これらの成分は健康維持に役立つため、毎日の習慣として飲み続けるなら、エキストラヴァージンオリーブオイルが適しているでしょう。

ピュアオリーブオイル

ピュアオリーブオイルは、精製されたオリーブオイルとエキストラヴァージンオリーブオイルをブレンドしたものです。精製の過程で風味や香りが抑えられているため、クセが少なく、マイルドな味わいに仕上がっています。

そのため、オリーブ特有のピリッとした辛味や濃厚な香りが苦手な方には、ピュアオリーブオイルのほうが飲みやすく感じられるかもしれません。ただし、精製によってポリフェノールなどの抗酸化成分は減少しており、栄養価の面ではエキストラヴァージンに劣ります。

価格は比較的手頃で、加熱調理にも広く使われていますが、飲用を習慣にして健康面でのメリットを期待するのであれば、栄養成分の豊富さでエキストラヴァージンを選ぶほうが望ましいでしょう。

飲みやすさと栄養のバランスを考慮して、ご自身に合った種類を選んでください。

オリーブオイルを飲むときは品質の確認も大切

チェックリストとペン

健康のために飲み始めたオリーブオイルが、実は品質面で不安を抱えているとしたら本末転倒です。流通経路の見えにくさや国内外の基準の違いなど、消費者が知らないまま選んでしまいがちな落とし穴は少なくありません。

ここでは、製品化の工程で注意すべき点と、良質なオリーブオイルを選ぶための具体的なチェックポイントについて解説します。

オリーブオイルは製品化までの工程が見えにくい

オリーブオイルを飲む習慣を取り入れる際、注意したいのが製品化プロセスの透明性です。オリーブの収穫から搾油、瓶詰めまでの流通経路は複雑で、消費者が全体像を把握しにくいのが実情といえます。

特に輸入品の場合、収穫国と瓶詰め国が異なるケースも珍しくありません。輸送中の温度管理が不十分だと、せっかくの鮮度が損なわれる恐れがあります。

また、日本では「エキストラヴァージン」の品質基準が海外より緩やかとされており、ラベル表示だけでは本当の品質を判断しづらい面があります。

健康のために飲むからこそ、製品の「履歴」が追える商品を選ぶことが大切です。

品質の良いオリーブオイルの見分け方はいくつかある

良質なオリーブオイルを選ぶには、いくつかの見極めポイントが存在します。まず確認したいのが容器の種類です。オリーブオイルは光によって劣化が進むため、濃い色のガラス瓶や缶に入った製品を選ぶと鮮度が保たれやすくなります。

エキストラヴァージンオリーブオイルの場合、酸度0.8%以下という表記があるかどうかも重要な判断材料です。これは国際オリーブ協会が定める基準であり、数値が低いほど新鮮さと品質の高さを示しています。

さらに、産地や品種が明記されているかもチェックしましょう。有機認証マークの有無も信頼性を判断する手がかりになります。

品質にこだわったオリーブオイルをお試しください

オリーブの木に成る実

オリーブオイルを飲む習慣を安心して続けるには、品質が確かな製品を選ぶことが何より大切です。製造工程が見えにくい現状だからこそ、栽培から搾油まで一貫した管理体制を持つ生産者の存在が重要になります。

井上誠耕園は小豆島で長年オリーブ栽培に取り組んできた農園として、飲用に適した高品質なオイルづくりにこだわり続けています。ここでは、私たちの農園の特徴と、取り扱っているオリーブオイルの品質について詳しくご紹介します。

井上誠耕園は国産オリーブを育てる農園

井上誠耕園は1940年から続く小豆島の農園です。瀬戸内海特有の穏やかな気候と、島の水はけに優れた土壌に恵まれ、健やかなオリーブの木を育んでいます。

オリーブオイルの品質を左右するのは、何よりも果実そのものの状態です。そのため、井上誠耕園は土づくりから丁寧に取り組み、ひと粒ひと粒を手摘みで収穫しています。

水はけが良いぶん機械化が難しい斜面での栽培は、さまざまな工程で手間がかかります。人の手で草を刈り、枝を剪定し、適期に収穫するという丁寧な手仕事で、豊かな香りを持つ新鮮なオイルを生み出しているのです。

国産の生産量には限界があるため、井上誠耕園ではスペインやオーストラリアの信頼できる農家とも提携し、自然のサイクルを大切にした栽培方法に共感できるオイルだけを取り扱っています。

オリーブ100%のオイルを取り扱っている

井上誠耕園では国産のオリーブオイルをはじめ、信頼できる提携先の海外産オリーブオイルやフレーバーオイルなど、さまざまなラインアップをご用意しています。

エキストラヴァージンオリーブオイルやオリーブオイルは、オリーブ果実だけを原料とした100%天然のオイルです。

小豆島で栽培した希少な国産オリーブからは、搾りたての鮮度を生かしたエキストラヴァージンオリーブオイルを製造しています。繊細でフルーティーな香りで雑味がなく口当たりが優しいため、毎朝の食事でお楽しみいただける仕上がりになっています。

オリーブオイルは品種や産地によって風味の個性は異なりますが、純粋にオリーブだけの恵みを瓶に詰めていますので、ぜひ豊かな味わいをお確かめください。

まとめ

オリーブオイルを器に注ぐ様子

オリーブオイルは料理に使うのはもちろん、そのままでも楽しめる風味豊かな味わいが魅力です。体にとってうれしい栄養が含まれていますが、他の植物油と同等のカロリーであることから、取り過ぎには気を付けましょう。

また、オリーブオイルは製品化までの工程が見えにくいため、品質の良いオリーブオイルの見分け方を知っておくことも大切です。井上誠耕園では国産や海外産のオリーブ100%のオイルを取り扱っていますので、ぜひお試しください。

オリーブオイルを小豆島の自然農園「井上誠耕園」よりお届けします | 井上誠耕園
「自然と大地の恵みに感謝を込めて、誠意を持って大地を耕す園でありたい。」そんな願いを込めて名づけた園地では、約4,500本のオリーブと14種類の柑橘を大切に育てています。瀬戸内海、小豆島特産のオリーブオイルをどうぞご利用ください。